PDCAから高速仮説・検証経営へ

PDCAから高速仮説・検証経営へ

ハーバードビジネスレビュー6月号のテーマは「実験する組織」

顧客ニーズが多様化し、次々に変化する中で、じっくり調べてPDCAを回して修正に取り掛かるのでは遅すぎます。ではどうするか?
そこで出てくる考え方が、仮説と検証を高速で回す経営スタイル。
ご存じの方には、「アジャイル」というとピンとくるかもしれません。ざっくりいうと、「走りながら考えてどんどん修正する」スタイル。

国内外の大企業は、そんなことはわかっているけれども、変わりたくても変われないのがホントのところ。既存の階層組織と秩序だった企業文化という、優れた製品を生み出す強みが、環境の変化によって足枷に変わってしまっているのです。

方や、中小企業の皆さんは、トップダウンでなんとか会社の向きを変えられる柔軟性のある組織。新しいことにチャレンジしつつ、仮説・検証を高速回転させることも、トップの腹づもり一つで可能ですね❗️

ただし、注意したいところは、やりっぱなしでなく検証すること、そして、検証結果に基づいて経営判断を行うこと。ビジネスのアイデアはすぐに小さく試してみて、結果を見て本格的に取り組むかを判断します。カンや思い込みに頼るよりも、データに基づく的確な判断ができますね。

ビジネス実験と言ってもA/Bテストなどのデジタル実験だけでなく、常連客に試してもらう、SNSに掲載して反応を見る、期間限定で取り組む、など、自社に合わせた取り組みが可能です。

大きなリスクを取るよりも、小さなリスクをたくさんとって、大きな果実を得たいですね🍎

https://www.dhbr.net/articles/-/6729

masako

投稿者:masako

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