月別: 2020年3月

マーケティング成果の測り方

マーケティングの成果をどう評価すべきか、15の具体的な指標を提示している本書。
 
中小企業でのマーケティングに今すぐ活用できる内容も含まれています。特に以下の内容は多くの企業にとって得るものがありそうです。
 

-長期的視点のマーケティング活動
業績上位企業は、マーケティング予算のより多くをブランディング・顧客との関係構築・ITインフラに振り分けている。一方、下位企業はより多くを需要喚起(クーポンなど)に振り分けている。

-マーケティングの黄金指標
顧客満足度は、「友人・同僚にこの商品・サービスを勧めたいですか?」という質問で測る。アンケートなら、冒頭に置くことで、より正確に測れる。(最後では、アンケート回答に飽きて雑になるため。)

-アジャイルマーケティング
そのまんま、アジャイル(=すばしっこい)マーケティング。マーケティング活動と並行してデータをとり、その結果からマーケティングプランを修正していく。本書曰く、失敗を示唆するデータを早めに察知してプランを修正することで、マーケティングの成果は5倍になる。
 

マーケティング予算やブランディングと言うと大企業の話のように感じますが、経営者の時間と評判に言い換えるとグッと身近になります。目の前の販促活動に割く時間を、自社の特徴・魅力は何だろうかとじっくり考える時間に変えることで、自社の評判を高め、1年後の業績を大きく伸ばせるかもしれません。

3月11日更新:新型コロナウイルス感染症に関連する金融支援拡充

本日午前10時に、以下の通り経済産業省の支援策が更新されました。

3月10日に緊急対応策(第2弾)が公表され、資金繰り支援を
中心に支援策が拡充されております。

売上高が前年同月比20%以上下落している場合は、信用保証協会の
100%保証付き融資を受けられる可能性があります。

資金繰り支援等、金融支援の詳細は「支援策パンフレット」
2p~11pをご参照ください。

■経済産業省の支援策(新型コロナウイルス感染症関連)
https://www.meti.go.jp/covid-19/index.html

■支援策パンフレット
https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/pamphlet.pdf

認定経営革新等支援機関として登録されました。

令和2年2月28日付で、認定経営革新等支援機関として登録いたしました。

登録により、資金的余裕のない中小企業の皆様にも、中小企業庁の施策を活用して低予算で経営コンサルティングサービスをご提供できるようになりました。

補助事業のため、制度内で定められたコンサルティングパッケージに即したサービス提供となりますが、現状分析と経営方針決定に向けたディスカッション、事業計画数値への落とし込みまでを30万円(企業様自己負担10万円・策定1年後のモニタリング費用を含む)でサービス提供させていただきます。

 社内外に経営方針について相談できる相手がいない
 今の資金繰りは大丈夫だが、将来ビジョンが描けない
 経理はできているが、事業計画は作ったことがない。

上記に当てはまる方におすすめの制度です。

経営方針の相談がしたい/具体的な事業計画の作り方、使い方について知りたい、等、ご要望に合わせた内容でご支援させていただきます。

資金繰りの悪化によるリスケを前提とした経営改善計画については上記とは別の制度が適応されますので、個別にメールにてご相談ください。

↓↓認定経営革新等支援機関の役割
http://valuepartner.biz/…/uploads/2020/03/認定支援機関のご案内リーフレット中…

2019年のベストブック

350頁のほぼ全てが、社会学・哲学の50のコンセプトに関するエッセンシャルなお話で占められている稀有な一冊。著者は、紹介する各著を当時の時代背景も含めて学び、咀嚼してしっかりと自分のものにした上で、そのエッセンスだけを分かりやすく解説してくれています。

実学志向のビジネス書のようなタイトルですが、知識と技術のみに終始せずにリベラルアーツを学ぶ重要性を教えてくれる素晴らしい一冊でした📖